ティリス
…Shou-chan。

ティリス
よかった…。 そっちは順調そうだね…。

ティリス
ハァ…ハァ…。

ティリス
だ、大丈夫…。

ティリス
エヘヘ…。 ちょっとドジっちゃった…。

ティリス
異界への入り方を調べようとしてたら、 予想外のことが起きてね…。

ティリス
心配かけちゃってゴメンね。

ティリス
私はちょっと 休めば大丈夫だから。

ティリス
それよりも、 今は私の話を聞いて…。

ティリス
Shou-chan…。

ティリス
カルデスの封印は… 解けかけてたんじゃないの…。

ティリス
カルデスは… もう…崩壊しかけているの…。

ティリス
長い封印の中で、カルデスの神としての 肉体は滅びかけているわ…。

ティリス
今は神としての 膨大な力が暴走している状態…。

ティリス
その力はすでに異界から溢れ出して 周囲のすべてを破壊し始めてる…。

ティリス
なんとか封印を戻そうと思ったんだけど、 失敗しちゃって……。

ティリス
ハァ…ハァ…。

ティリス
で…でもね…。 逆にチャンスでもあるのよ。

ティリス
今なら異界への 入口は開かれているわ。

ティリス
ノエラ地区戦場跡に向かって。 その先に異界への入口があるから…。

ティリス
だから、私のことは気にしないで 先に進んで!

ティリス
カルくんやセリア、 グラ爺の助けもちゃんと借りるんだよ。

ティリス
私はもう少し休んだら 助けに行くから…。

ティリス
心配しないで…。

ティリス
私はルシアス様に仕える プリチーで無敵な女神様なんだから♪

ティリス
でも、今は少しだけ 休ませてほしいかな…。

ティリス
後は… 任せるね…。