グッ……

イリア…なぜ答えてくれない……。

！！ Shou-chan、大丈夫か？

グッ、この傷は……。

クソッ、すまない……。

俺の予想が甘かった……。

封印されていても これほどの力があるとは……。

だが、お前をここで死なせやしない。 お前のことは何としても守る。

たとえこの命が尽きようともな！

そんな簡単に命を捨てないで！

みんなで戦おうって言ったのに なんで先に行っちゃうの！

だから言ったでしょ。

Shou-chanはバカだから どうせ先に着いたら戦っちゃうって。

今までもそうだったんだから そう簡単に変わらないわよ。

でも、Shou-chanにも 何か考えがあったんじゃないのかしら？

意味も無く単独行動を取ったり しないわよね？

それをやるのがこいつがバカだって 証拠だろうが。

ったく、お前はどれだけ手柄を 独り占めしたいんだよ。

まあ、まんまとやられて俺の出番を 用意してたのは褒めてやるがな。

まあ、なんとか間に合ってよかったよ。

Shou-chan、アークさん、

色々あるだろうが、ここは俺たちに任せて ２人は下がっていてくれ。

お前たち……。

ただで休ませるつもりはねーぞ！

アーク、お前はこの間に とっとと神託の巫女の力を呼び起こせ！

それと、Shou-chan！

ティリスの力で少しは回復しただろうが 今のままじゃ足手まといだ！

しっかり回復してからこっちに来い！ わかったな！

まあ、お前が間に合わなかったら 今回の報酬はお前の分も俺がもらうからな。

決戦前にせこいこと言わないでよ。

Shou-chan、先走った罰よ。

今度はアンタが私たちの戦いを見てなさい！

フフッ、これで少しは今までの借りが 返せるかしら？

見ていて。 私たちも戦えるってことを！

カル、まさかそのまま戦うつもりじゃ ねーだろーな？

ああ、わかってる……。 俺も全力で行くよ……。

…………。

カルナ・マスタ……覚悟しろ。 この姿になった俺は手加減できないぜ。

カルくん、カッコイイ～♪

ティリス、せっかくキメたんだから 茶化さないでくれ……。

Shou-chan、 今度は俺たちがお前のために戦う番だ。

お前が戻ってくるまで負けやしない。 だから早く来るんだぞ。

待ってるからな、親友！

Shou-chan、安心して！ みんなのことは私が守る！

私の中の封神の力！ みんなを守って～～～！！

これは……体に力が満ちてくるわ……。

女神の加護ってヤツ？

アンタこんなことできるなら とっととやりなさいよ！

私だっていつもできるわけじゃないよ～！

今はみんなのことを想ったら 力が湧いてきて……。

そんなことよりShou-chan！

Shou-chanは ちゃんと自分の体を治して！

私はShou-chanが 来てくれるって信じてるんだからね♪

よし、それじゃあみんな行こうか！

敵は大神皇カルナ・マスタ！ 必ず全員で生きてエルガイアに戻るんだ！