アーク
だが、この程度ではカルナ・マスタと まともに戦うことはできない!
アーク
お前たちでは奴に勝てないことは すぐにわかるだろう。
アーク
それでも、まだ前に進もうと言うのなら その時は俺も本気で戦おう……。
セリア
聞くまでもないと思うけど、 この先に行くの止める?
ケッ、だがアイツの言ったことについて 考える必要はある。
ルジーナ
まだモーラの言ってた“もう1つの力” ってのもわかってねーしな。
ルジーナ
てっきりここに神託の巫女がいると 思ってたんだが……。
???
神託の巫女はここにはおらんが その力は眠っておる。
セリア
お2人ともその姿、どうしたんですか!? 傷だらけじゃないですか!
フォッフォッフォッ、 カルナ・マスタに少しやられてしまっての。
グラデンス
いや、お主たちがこの地の封印を 解いてくれたから
グラデンス
最後くらいワシらだけで 決着をつけてやろうと思ったのじゃが
グラデンス
歳は取りたくないものだな。 なあ、オーンよ。
グラデンス
それより、ティリスちゃん、 無事に合流できて何よりじゃ。
ティリス
グラ爺もオーンちゃんも 助けてくれてありがとね♪
オーン
あれは俺たちの世界を守るための 行動でもあるのだからな。
ルジーナ
で、お優しい召喚老様たちは 俺たちの代わりに
ルジーナ
カルナ・マスタと戦ってくれたが 見事に返り討ちにされたってわけか?
グラデンス
ワシら2人でも何もすることが できんかった。
オーン
俺だけだったらもう少しは 戦うことができた。
グラデンス
オーンよ。 その話はまた今度ゆっくり聞こう。
グラデンス
じゃが今は止めてくれ。 話が進まなくなる……。
カル
で、爺さんたちは俺たちを止めに来たのか? そうじゃないんだろう?
グラデンス
フォッフォッフォッ、 よくわかっておるじゃないか。
グラデンス
その通りじゃ。 ワシらはお主たちを止めに来たのではない。
グラデンス
じゃが、このままでは カルナ・マスタを倒せないのも確かじゃ。
セリア
でも、彼は彼女がどこにいるか わからないと言ってました。
セリア
この地に神託の巫女がいるなら、 彼にはわかるはずです!
ティリス
オーンちゃん、セリアの担当は 頭を使うことじゃないからいいんだよ!
グラデンス
だが、アークはそのことに 気が付いていたか?
カル
カルナ・マスタのメノンでの封印は まだ解けきってないってことだ。
カル
カルナ・マスタの周囲には もう1段階封印がされていたんだろう?
カル
それが結界となって外部に力の動きが 伝わらない。
カル
だからアークは爺さんたちの戦いに 気が付いてなかった。
カル
まあ実際、カルナ・マスタと爺さんたちが 戦ったなら俺たちも気が付くだろうしな。
パリス
つまり、神託の巫女もカルナ・マスタの 結界の中にいる。
グラデンス
残念ながらその結界の中に 神託の巫女はいなかった。
セリア
それじゃあ、力は借りられないじゃ ないですか!
グラデンス
カルナ・マスタとの戦いの中で、 奴が別の大きな力に邪魔をされるのをの。
グラデンス
その力がなければ、 ワシらは生きてはいなかったじゃろう。
カル
で、爺さんたちは アークを探していたんだな。
グラデンス
こちらにアークの力を感じて 向かってきたのじゃが
カル
大丈夫。 アークには先に進めば自然に会えるさ。
カル
アイツは前に進もうとする俺たちを 止めるはずだからな。
グラデンス
お主たちはそのまま進み アークと会ったら今の話をしてくれ。
グラデンス
きっとアークなら神託の巫女の力について 何かわかるはずじゃ。
グラデンス
Shou-chanよ。 カルを頼むぞ。
ティリス
グラ爺、オーンちゃん、 2人も気を付けてね!
グラデンス
フォッフォッフォッ、 ティリスちゃんありがとの。
セリア
なんか、魔神たちと戦う時より 緊張したわ……。
セリア
アンタ、オーン様に変なこと言わないでよ! オーン様、怒ってたじゃない!
ティリス
う~ん、オーンちゃんはそんな簡単に 怒ったりしないと思うけどな~。
ティリス
元気過ぎるところはあるけど、 素直な良い子だよ!
カル
ハハッ、ティリスからみたら オーンさんもそう見えるんだな。
カル
よし、それじゃあ俺たちも そろそろ先に進もうぜ。
カル
カルナ・マスタと戦うにあたっての 好材料がみつかったのは朗報だよ。
ルジーナ
ああ、今回の動きは俺の予想の中では マシな方だ。
ルジーナ
これで何もわからねー状況より 少しはまともに動けそうだぜ。
ルジーナ
Shou-chan、お前、次は しっかりとアークをぶっ倒すんだぞ!
ルジーナ
こんな不確かな情報だけじゃ 簡単に心変わりはしないだろーからな!