カロン
お前が1人で封刻の晶窟を訪れた時に 話していたのはこの者のことか。
カロン
あのアークとかいう者は いまだ迷いを見せていた。
カロン
いいだろう。 今しばらく様子を見させてもらおう。
カロン
私を倒さぬ限り 真の封印は解けぬのだからな……。
ルジーナ
チッ、結局まだダメってことか。 面倒なヤツだぜ。
ルジーナ
どうだ、俺の本当の実力ってヤツは? 今まで以上に尊敬してもいいんだぜ。
ルジーナ
召喚院に入ってから 色々と面倒なことも多かったが、
ルジーナ
連邦を出た頃には使いたくもなかった ヴェーダ剣術も前以上に使いこなせる。
ルジーナ
まったく怖いぜ。 俺がどこまで強くなっていくのかな!
ルジーナ
お前にはまだまだやってもらわなくちゃ ならねーことがたっぷりあるからな!
ルジーナ
で、俺の話はこれで終わりだが、 お前はどうするんだ?
???
気付いていたのね。 相変わらず嫌な人……。
パリス
ただ、あなたと2人きりで 少し話がしたくて……。
ルジーナ
Shou-chan、俺はもう行くぞ! お前はしっかりその女の面倒をみておけよ!
ルジーナ
後々、もっと面倒なことになるのは イヤだからな!
パリス
でも、やっぱり召喚老様たちが 一目置くだけはある。
パリス
彼の知謀はわかっていたつもりだったけど 剣技もあれだけの実力があったなんて……。
パリス
本人の前では 死んでも言いたくないけれどね……。
パリス
私がここに来たのはさっきも言ったけれど あなたと2人で話したいことがあるから。
パリス
フフッ、あなたは断るような人じゃ なかったわね。
パリス
グランガイアであなたに敗れて 私は自分を見つめ直すことができた。
パリス
そんな私が 今、また召喚院を出る決意をした。
パリス
だから、今回もまたあなたと戦って 自分を見つめ直したい。
パリス
私の気持ち、 あなたならわかってくれるわよね?
パリス
色々吹っ切れてこれでもまた私、 強くなれたと思うから!