ここが研究所の跡地……。

ここで異界の研究者が六鎧の１つについて 研究を行ったのね……。

でも、なんか研究所って感じじゃないわね。

あの奥の方に見える部屋に 資料とかがあるのかしら？

一体、どんなことが 資料に書かれているのかしら……。

パリス？

私の読める文字なら いいんだけど……。

ハァー、ダメね。

私心は無いって言ってたけど やっぱり無理よね。

…………。

で、どうしてここにアンタもいるわけ？

……別に俺がどこにいようが お前には関係ねーだろーが。

結局、アンタも 興味があったってことでしょ？

そんなわけねーだろ！

お前たちを放っておいたら後で

召喚老のジジイたちに何を言われるか わかったもんじゃねーから仕方無く……

もう、わかったわよ……。

パリス１人じゃ調査も大変だろうから アンタも手伝ってあげてよ。

チッ、仕方ねーなー。

あの女のレベルじゃ読めねー異界の文字も あるだろうし、

俺が手伝ってやらないと ダメだろうからな。

面倒だが特別に手伝ってやるか。

ハァー、ホント面倒なヤツね……。

で、Shou-chan。

まさかアンタまで調べに行くとか 言わないわよね？

Shou-chan、ここじゃあパリスも ルジーナも使いものにならなそうだから

アンタがしっかり危険を取り除くのよ！

私たちが入ってきた場所の他に 上の方にも出入口がありそうね。

アンタはそっちを調べてきてちょうだい。

私はあの２人の護衛でもしてるわ。

ここで襲われても ２人とも気付かなそうだしね。

それじゃあ、そっちは頼んだわよ。