……この力、やはり他の者たちとは 異なるようだな。
シュスイ
あの青き髪の男がお前を“希望”と 呼んだのも理解できる。
シュスイ
イシュグリアには、大きな勢力を持つ魔神が 我も含めて8人存在する。
シュスイ
他の魔神たちの中には我と同様に グランガイアに無関心のものもいるだろう。
パリス
……あなたはグランガイアに 侵攻するつもりじゃないというの?
シュスイ
愚かな。 我が望むのは強者との戦いのみ。
シュスイ
異界より訪れる者の中には 稀に貴様たちのような強者もいる。
シュスイ
闘争の中で磨かれるであろう お前との闘いを、我は欲するのみ。
パリス
つまりは、いつかは あなたと戦うことになるのよね。
シュスイ
次なる魔神が支配する地“レーム”に 向かうがいい。
シュスイ
そこでお前は我との闘いを避けた者たちと 再会することになるだろう。
パリス
好き勝手に話すだけ話して 消えてしまったわね……。
パリス
しかも、私の発言は ほとんど無視して……。
パリス
それより気になるのは 彼との戦いを避けた者たちね。
パリス
カルと出会ってるのは確かみたいだけど セリアやルジーナの可能性もあるわね。
パリス
どちらにしろ、レームに向かう必要が ありそうね。
パリス
私は一度、召喚院に戻って 報告しておくわ。
パリス
フフッ、あなたと2人での冒険も なかなか楽しかったわよ。
パリス
こんなこと言うとティリス様に 怒られそうだけどね。
パリス
それじゃあ、次のレームでも お互いにがんばりましょう!
パリス
一刻も早くティリス様を 開放するためにもね!
セリア
ねえ、この状況って 結構マズいんじゃないの?
ルジーナ
そんなことは最初から わかってるんだよ。
ルジーナ
気にいらねーが、 あのバカに期待するしかねーのか……。