???
ザッ、
ザザッ、
ザザッ、
ザーーー

???
ザッ……
ザザッザー

???
ザッザッ……
ンパイ……
ザザー

???
ザザー……
ザッ……
先輩!

リム
あ、ようやく通信が繋がりました!

リム
あれ?先輩? もう現地に到着してるんですか?

リム
素早い行動、流石ですね!

リム
私も負けないように 素早く依頼の内容をお伝えしますね!

リム
アクラス召喚院グランガイア開拓局 調査部後方支援課

リム
リム・メリルハルムです。

リム
ヴリクシャ地方の大きな力の消失により ガルネス実験洞の封印が解かれました。

リム
内部には狂暴な魔獣が存在している 可能性が極めて高いため

リム
先輩には洞窟内の探索をお願いします。

リム
探索中に魔獣を発見した場合、 まずは相手をよく観察してください。

リム
危険度が高いようであれば一度退却し、 詳しい報告をお願いします。

リム
……まあ、先輩のことだから、きっと サクッと倒しちゃうと思いますけど!

リム
え? 今回は依頼内容が具体的、ですか?

リム
いつもは曖昧って……

リム
私のせいじゃないですからね!

リム
でも、今回の依頼がいつもより 具体的なのは確かです。

リム
というのも、

リム
実はその場所について詳しく書かれた 文献が残っているんですよ。

リム
その洞窟は、新たな魔獣を生み出す 研究施設だったらしいんですが、

リム
神々の技術が利用されていたため、 大戦前には封印されてしまいました。

リム
封印によって内部の時間は 止められていたので、

リム
恐らく当時のまま、 凶悪な魔獣が存在するだろう……

リム
ということらしいです。

リム
文献には魔獣の恐ろしさが 大げさに書かれていますが、

リム
きっと先輩の敵じゃありません!

リム
ササッと、探索、 よろしくお願いしますね♪

ザッ、
ザザッ、
ザザッ、
ザーーー