ティリス
あ、カルく~ん!

カル
え、女神さんと Shou-chan!?

カル
今回は随分と早いじゃないか。

カル
こんな場所で会うとは思わなかったよ。

カル
「決戦の場所でまた会おうぜ」とか 言っておいて何か恥ずかしいな……。

ティリス
グラ爺からカルくんたちが先に行ってるから 早く進めって言われたんだ。

カル
爺さん、また余計なことを……。

カル
まあ、でも会えたことは嬉しいぜ。

カル
そっちも無事みたいで何よりだな。

ティリス
もっちろん♪

ティリス
私とShou-chanは バッチリ元気だよ!

カル
ハハッ、さすがだな。

カル
そういえば、Shou-chan。

カル
さっきはセリアに遮られて ゆっくり話せなかったけど、

カル
俺たちも いよいよ、ここまで来たな。

カル
思い出すぜ。 お前が初めてゲートを越えた時の頃を。

カル
あの時、俺は思ったんだ。

カル
「いつかこいつと一緒に すごい冒険をすることになる」ってな。

カル
まさか、こんな大冒険になるとは 思ってなかったけどな。

カル
Shou-chan、 俺はさ、この戦いが終わったら……。

セリア
あーーー!

セリア
カルにティリス! それにShou-chanも!!

カル
セ、セリア!?

カル
お前、俺より先に進んでたよな?

セリア
あー、えっとそれね……。

セリア
なんていうか……。

ティリス
セリア、迷子になってたの?

セリア
ち、違うわよ!

セリア
ちょっと寄り道してただけ!

ティリス
寄り道?

セリア
ち、違うわね……。

セリア
えっと、そのね……。

セリア
私の前にルジーナがいて……。

セリア
「こいつと会うのはヤダな」って 思って迂回したら……。

セリア
少し道を間違えて…その……。

カル
最終決戦前に何をやってるんだか……。

セリア
もう、それでもまだ余裕があるんだから いいじゃない!

カル
まあ、セリアも無事で何よりだよ。

ティリス
で、カルくん。 さっきの話の続きはいいの?

カル
あー、話の続きね。 まあ、今はいいさ。

カル
Shou-chanとはまたいつでも話せる。

カル
最後の決戦前に今度こそ話すさ。

セリア
え、カル、何か話そうとしてたの?

セリア
気になるから話していいわよ。

カル
いや、また今度話すさ。

セリア
えーー! 気になるじゃない!

カル
話を途中で止めたり促したり 相変わらず忙しいな……。

ティリス
そこが、セリアの イイトコロなんだよ♪

セリア
な、なによ! 2人して!!

カル
ハハハッ。

カル
よーし、それじゃあ Shou-chan!

カル
次は今度こそ 最後の決戦の場所で会おうぜ!