グラデンス
Shou-chanよ。 待っておったぞ。

ティリス
あ、グラ爺!

ティリス
どうしたの、こんな所で?

グラデンス
最後の四堕神との戦いの前に

グラデンス
ちと、Shou-chanと 話しておきたいことがあっての。

グラデンス
Shou-chanよ。

グラデンス
厳しい役目をお主に 頼むことになってしまったの。

グラデンス
フォッフォッフォッ。 その顔はいつも通りということかの?

グラデンス
じゃが、お主がこの戦いに勝てば

グラデンス
四堕神という脅威はグランガイアから 除かれることになる。

グラデンス
かつて神々に人々が滅ぼされた世界に 平和が訪れるという訳じゃ。

グラデンス
お主はその先のことをどう考える?

グラデンス
ルシアス様は、四堕神を倒すため グランガイアへの門を開いた。

グラデンス
四堕神をすべて倒した時、 その門は閉じてしまうと思うか?

ティリス
そんなことないよ!

ティリス
ルシアス様は、きっとこの世界へのゲートを もっと大きく開くはず!

ティリス
四堕神っていう危険がなくなれば

ティリス
もっと色んな人がグランガイアに来ても 大丈夫になるはずだから!

グラデンス
フォッフォッフォッ。 ティリスちゃんは相変わらず優しいのー。

グラデンス
じゃが、ティリスちゃん。

グラデンス
我々人間は、 一度、神々に滅びを定められた生物。

グラデンス
ルシアス様は許しても他の神々は どう思うかの?

グラデンス
今でこそ、四堕神の脅威に対抗するため その存在を認められておるが

グラデンス
その脅威が無くなった後、 どう思うのかの。

ティリス
それは……。

ティリス
で、でもきっとルシアス様が いい方向に世界を導いてくれるはず!

グラデンス
なるほどの。

グラデンス
ティリスちゃんはルシアス様を 信じておられるんじゃな。

ティリス
うん!

ティリス
あ、でももちろんShou-chanや グラ爺のことも信じてるよ♪

グラデンス
フォッ!?

グラデンス
これは光栄じゃな。

グラデンス
Shou-chanよ。

グラデンス
ワシらもしっかりとティリスちゃんの信頼に 応えんといかんの。

グラデンス
アフラ・ディリスとの決戦前に迷わすような 話をしてしまいスマンかったな。

グラデンス
我々はティリスちゃんを信じて 前に進むとしよう。

グラデンス
その先にどんな選択が待っておろうとな。

ティリス
グラ爺?

グラデンス
フォッフォッフォッ!

グラデンス
さあ、Shou-chan! 出発じゃ!

グラデンス
カルやセリアたちは もう先に進んでおったぞ!

グラデンス
セリアに怒鳴られる前に お主も早く進むんじゃぞ!