ティリス
確かにグラ爺の話では、今回もグズグズして いられない状況かもしれないけど……。
ティリス
ひどい……森がめちゃくちゃ……。 木々から生気がまったく感じられない。
ルジーナ
この森は20年間、このままだ。 植物が蘇らねえんだ。
ルジーナ
ああ……。突如姿を現した“奴”は 破壊の限りを尽くし、
ティリス
ここまでできるなんて…… イシュグリアから来た魔神……?
ルジーナ
そんな生易しいもんじゃねえ。魔神には 違いねえだろうが“奴”はもっと別の……。
ルジーナ
Shou-chan、 どうやらテメーも感じたようだな。
ティリス
え、何!? 2人ともいきなり走り出して……?
グッ……予想より6時間26分も早い……。 いや、私の行動が遅いのか……。
あまり手こずらせないで頂きたいですね。 アベル機関残党、ギャレット、メル……。
ギャレット
あと……少しのところだというのに……。
ベルツ
あなた方が、なぜこの地にやって来たのか… その目的は知っています。
ベルツ
ですが、 “それ”を実行させるつもりはありません。
ベルツ
やはり、 素直に倒されてくれたりはしないようですね
ベルツ
ですが、俺にも事情というものがあります。 本気を出させて……
ティリス
ハァッ……ハァッ…… そうだよ、みんな戦いをやめて……。
ルジーナ
だが、とりあえずテメーらどちらも 武器をしまいやがれ!
ギャレット
武器をしまえだと……!? 貴様らの捕虜になれとでも言うのか……!
ベルツ
ルジーナ……もしかして 俺たちの戦いを止めに来たのかい?
ベルツ
だとしたら、 それは、受け入れることはできない。
ベルツ
邪魔をするなら、 いくらお前たちでも容赦はしない!
ルジーナ
チッ……予想はしていたが、 話を聞きもしやがらねえか。
ルジーナ
仕方がねえ……。 俺はベルツの野郎を止める!!
ルジーナ
Shou-chan、 テメーはギャレットとメルを止めろ!
ギャレット
私は…… ここで止まるわけには……いかないのだ!!