グハッ……！

メル……ここは……撤退します。 目的のため…ここで倒れる訳にはいきません

……了解。

もうやめて！ 私たちは戦いに来たんじゃないの！

………？

メル！そのよう愚神の言葉に、 耳を貸す必要はありません！！

ギャレット……。

グッ……！ 行きます……よ……。

…………。

…………。 Shou-chan、気づいた？

ギャレット、 以前よりもずっと力が衰えていた。

もしかしてヴァルドロアでアルザ・マスタに やられた傷が、まだ完治してないんじゃ……

クッ……。 逃げられたか……。

……追う気か？

当たり前だ……。 今の俺はあの者たちを倒さねばならない。

たとえお前たち召喚院が、 敵になったとしてもね。

そんな……私たちは………。

女神ティリス……残念ながら、 あなたと言葉を交わしている時間はない。

むろん、ルジーナ、お前も同様だ。

先程も言ったが、 邪魔をするなら……容赦はしない。

どちらも、私たちの言うことを 聞こうともしなかったね……。

互いに追い詰められている状況だからな。

おそらく、俺たちが何を言っても、 今のあいつらの心には届かねーよ。

そんな……。 じゃあ、どうすれば……。

決まっている。

俺たちの言葉に耳を傾けざるを得ない状況を 強引にでも作り出すんだよ。

Shou-chan、ティリス、 あいつらの後を追うぞ！