…………！！

３０”「」８８＋＞８＋４／＆ 」５＋Ａ「｛

ハァ……ハァ……。 ようやく倒せたわね……。

頼むから、 もう蘇らないでよ……。

…………。 あの忌々しい魔動人形を破壊したか……。

だがもう遅い。 黙って俺のやることを見ているがいい。

封神鎧の力を この簒神奪珠で奪うところをな！

奪う！？ 一体何を言って……！？

これまで貴様らを泳がせておいたのは…… この時のためよ！！

封神鎧の核が……！！

ラナスの手に持っている珠が 光ってる……！！

封神の力が……移ったの……？

クックックックッ…… これで“器”を得た……あとは……。

その簒神奪珠…… 渡してもらいましょうか！！

クッ……！？

これが、召喚の真の力の 受け皿になる器ですか……。

貴様……！！

私が裏切ることなど、 織り込み済みだと思っていましたが……

油断しましたね、長官殿。

やあ、ルジーナ。 君は俺の目的を知りたいと言っていたね。

その目的の１つがこれさ……。

もちろん、 これでお終いというわけじゃない。

むしろこれは本当の目的への 準備みたいなものだけどね……。

…………。

ああ、でもアルザ・マスタ復活なんかを 目論んでいるわけじゃない。

その点は安心していいよ。

…………。

テメーの目的なんざ、もうどうでもいい。

ここでテメーをブチのめせば、 それで話が済むんだからな！！

ルジーナ、お前からそんな殺気を 向けられるのは、久しぶりだな……。

だけど、 今はお前の相手ばかりしてられないようだ。

フフッ、危ない危ない……。

…………！？

格下と思っていた俺が、 今の一撃をかわしたのは意外かい？

俺の本当の実力、お前たちなんかに 見せているわけないじゃないか。

……………。

さて、今ここで長官殿やルジーナたちと 戦っても何の意味もありませんからね。

退かせてもらいますよ。

…………。 俺が貴様を逃がすとでも思っているのか？

確かにこの状況で長官殿の前から逃げるのは 普通の方法では無理でしょうね……。

なので、こちらも手段を選びませんよ。

そんな……！！ まだ蘇るの！？

安心していいですよ、セリアさん。

封神鎧の核を奪取したので、この魔動人形の 修復能力はこの１回きりです。

フン…… 何をやるかと思えば……。

まさか、このような木偶人形で 俺を止めるつもりではあるまいな！？

確かにこれで長官殿を止めるのは、 無理でしょうね。

ですが、ものは使いよう…… こういう扱い方もあるのですよ！！

…………！！

………！！

なっ……！！ 地面を……！？

そんな……！！

く……崩れるっっ！！

きゃぁああああっっーーーーー！！

…………。

ラナス様……。

駆けつけるのが遅れて 申し訳ありません。

この有様は……？

ベルツ……裏切った……。

…………！！

も、申し訳ありません！

連邦政府の意向を探るため、 奴を泳がせるよう私が進言したばかりに……

…………。 失策と思うのなら、働きで返せ。

ハッ……！！

ラナス……。

…………。

如何されますか？

あの者は召喚院の要……。 ここで始末するのも、よろしいかと……。

捨て置け……。 今は裏切り者を追うのが先決だ。

承知しました……。

…………。

ラナス……やはりワシでは お主を止めることはできんか……。

ケホッ……ケホッ……。

ひどい目にあったわ……。

まったくね……。

お主たち、 どうやら無事のようじゃの……。

まずは何よりじゃ……。

グラデンス様…… この世界の封神儀は……！

…………。

ここで何があったのかは、 報告で後ほど聞くことにしよう。

残すところ、汚染された封神儀は あと１つになった……。

アベル機関が何を目的としてるのかは いまだハッキリとは分からん……。

だが、我々と敵対し、 行動に介入してくることは間違いあるまい。

今は、あやつらに負けない力を 蓄えるのじゃ……！！

分かりました……。

うん…… そうだね……。

ベルツ…… まさかテメーはまだあのことを……。