ラナス
…………。

ギャレット
只今斥候より戻りました……。

ギャレット
封神儀の反応は、これより先……。

ギャレット
ここより上部にある建築物から より強く感じられます。

ギャレット
おそらく封神鎧の核は、 その中かと……。

ラナス
そうか……。

ギャレット
先程報告した魔動人形の件もございます。 迅速に事を運ぶことが肝要かと……。

ラナス
俺が人形風情に遅れを 取るとでも思っているのか?

ギャレット
いえ、そんな……!!

ラナス
魔動人形などはどうでもいい……。

ラナス
だが、それとは別に先へ進む前に 片付けておくべきことがある……。

ラナス
メル……!

メル
了解……!!

グラデンス
フォッ!!

ティリス
グラ爺!!

セリア
グラデンス様!!

グラデンス
大丈夫じゃ……!

グラデンス
紙一重…… というところではあったがのう。

ラナス
盗み聞きとは、相変わらず卑しい行為を 平気で行っているようだな……。

グラデンス
そう言うお主も、 昔とちいとも変わっとらんようじゃのう……

グラデンス
そんなにワシら……召喚院が憎いか?

ラナス
憎い……? そのような感情はない。

ラナス
俺の人生において、 貴様らは容認できぬ存在……ただそれだけだ

ギャレット
申し訳ありません、ラナス様。

ギャレット
召喚院の者どもがいるとは知らず、 封神鎧のことを……。

ラナス
問題ない。

ラナス
奴らはここで 俺に始末されるのだからな!

メル
…………。

レダ
…………。

グラデンス
こちらはワシも入れて5人。 そちらは3人。

グラデンス
戦いになったら そちらはあまり有利だと思えんがな。

グラデンス
それでもやるのか……?

ラナス
逆に聞いてやろう……。

ラナス
貴様ら5人程度で この俺に勝てるとでも思っているのか?

グラデンス
…………。 戦わざるを得ぬか……。

グラデンス
Shou-chan、セリア、レダ、 お主らはラナスの部下2人を抑えてくれ。

グラデンス
ティリスちゃんは、 3人のフォローを頼む。

ティリス
う、うん……。

ギャレット
…………。

ラナス
不用意に俺の前に現れた 己の迂闊さを恨むのだな……!

ゴゴゴゴゴゴゴ………。

ティリス
え……? 何、この揺れは……!?

レダ
ま、まさか……。

魔動鎧
…………。

セリア
やっぱり復活していた……!!

セリア
しかも、こんな時に いきなり壁を破って現れるなんて!!

グラデンス
こやつか、 お主らが言ってた魔動人形とは……!

魔動鎧
…………。

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ラナス
…………。

魔動鎧
…………!

レダ
クッ……!!

ティリス
キャッ……!!

魔動鎧
…………!

セリア
クッ…… なんでこっちに……!

メル
……………。

ギャレット
どうやらあの魔動人形、召喚院の者どもに 標的を定めたようですな……。

ギャレット
ならば、 この場で無駄に戦う必要はないかと……。

ラナス
……………。

ラナス
行くぞ……。

ギャレット
ハッ……!!

グラデンス
ラナス、待て!!

魔動鎧
…………!!

グラデンス
ここは、こやつをなんとかせねば、 話にならんようじゃの……。

グラデンス
いくぞ、Shou-chan! こやつを黙らせるぞ!!