セリア
ちょっと緊張感が 足りてないんじゃない!?
グラデンス
うら若き女性たちを、このようなところに 待ちぼうけさせたのは確かにいかんかったな
セリア
どうせShou-chanが グズグズしていたんでしょうし……。
セリア
グラデンス様が一緒なんだったら 最初に言いなさいよね!
グラデンス
フォッフォッフォッ、 相変わらずじゃのう、お主たちは。
グラデンス
さて、合流できたところで お主らに伝えておくことがある。
グラデンス
ノエルと……あの2体の機械人形…… ええと、何と言ったかのう。
グラデンス
む…… そんな名前じゃったかのう……?
グラデンス
ともかく、あやつらの分析のお陰で、 あることが判明した。
グラデンス
それは、現在暴走状態になっている封神儀が
グラデンス
この世界「ロッカザルム」のものも合わせて あと2つということじゃ。
グラデンス
お主たちは、これまで3つの封神儀を 正常な状態に戻すことに成功しておるが、
ティリス
Shou-chan、セリア、 頑張らないとね!!
ティリス
今回は、グラ爺も一緒に 探索してくれるんでしょ?
グラデンス
う、うーむ……。 そうしたいのは山々なんじゃが、
グラデンス
なに、個人的なことよ。 お主らが気にするほどのものではない。
セリア
しかし……この世界にはすでにアベル機関の 者たちがいるとの話を聞きました。
グラデンス
本当に危なくなったら、 逃げるつもりじゃからのう。
グラデンス
オーンの奴なら、 戦いたがるのかもしれんが、
グラデンス
ワシは1人で彼奴らの相手をするなんぞ、 まっぴらゴメンじゃ。
グラデンス
そういう訳じゃから、お主らはお主らで この世界の封神儀探索を進めておいてくれ。
グラデンス
もちろんワシもワシで、探索を進めておく。
セリア
……まあ、あの人らしいといえば、 らしいのかもね……。
グラデンス
そうじゃ、 ちと言い忘れたことがあった。
グラデンス
ふむ……このロッカザルムには すでにレダが先行して調査を入っておる。
グラデンス
今、どこらへんにおるのかまでは分からんが
グラデンス
合流できれば お主らの力になってくれるじゃろうて。
ティリス
またレダと一緒に 冒険できるかもしれないんだね!
グラデンス
うむ、あの者の調査能力は、 召喚院でも群を抜いとるからのう。
グラデンス
ま、そういうわけで、 今度こそワシは行くとするぞ。
セリア
なんだか…… いきなり疲れた気がするわ……。
ティリス
そういえば、この世界の風景、 何かちょっと気になってるんだよね。
ティリス
上手く言えないんだけど…… 何か……1つの形になってるような……。
セリア
気のせいじゃない? 私にはただの景色にしか見えないけど……。