ティリス
さ……さすがに高いね。 ここから落ちたら……!

セリア
……………。 ティリスは城内に戻っていて。

ティリス
で、でも……!

セリア
ここは足場が悪いし、

セリア
無理に付いてこられても、足滑らせたり しないか、心配になっちゃうからね。

セリア
それに…… スズネのもとに居てあげて……。

ティリス
…………。

ティリス
うん、分かったよ。

ティリス
Shou-chan、セリア、 封神儀のこと頼んだよ!

サクノシン
セリア師匠、拙者は付いていきますよ!

セリア
アンタもスズネのもとに 居たほうがいいと思うんだけどね……。

サクノシン
いえ、今はあなた方にご助力することこそ、 姫様のためになるかと!

サクノシン
それに、またあの「凰絶威」とかいう術が 使われたら大変ですからな!

セリア
…………。 仕方がないわね……。

サクノシン
では、行きましょう!!