ティリス
えーーーー! もしかして、まだやって来るの~!?
謎の女性の声
こっちよ! 早くこっちに来なさい!!
ティリス
って、迷ってる暇なんか ないみたいだね!
ティリス
フーーーー……。 どうにかやり過ごせたみたいだね。
そう……どうやら召喚院に 連絡は届いていたようね。
ティリス
あなたが 私たちを助けてくれたんだよね?
軽装の女性
女神ティリスと、それに選ばれた 召喚師Shou-chanでしょ。
軽装の女性
あなたたち2人は、 ある意味、有名人だからね。
レダ
私が何者なのかは、召喚院から だいたい聞いているわよね?
ティリス
うん、現地にルジ君の部下がいるって 聞いていたけど、
レダ
向こうでは、私はアイツの 部下ってことになってるのね……。
ティリス
ルジ君、消息を断ったって聞いたけど、 一体何があったの?
ティリス
うーん、ルジ君らしいと言えば、 らしい……のかな?
レダ
冗談じゃないわよ。 こっちの苦労も知らないで……!
レダ
で、あなたたち、ここに来たってことは、 召喚院からの援軍って考えていいのよね?
ティリス
うん、そうだよ。 頑張ってルジ君のことを捜そうね!
レダ
どうせ殺したって死なないようなヤツ なんだから、放っておいても大丈夫よ。
レダ
アベル機関……アイツらも 私たち同様に動き出しているはず……。
レダ
アイツらよりも先にこの世界の秘密を 掴んで、召喚院に報告しなきゃ……。
レダ
どうせ調査を進めていけば、 嫌でもアイツに行き着くわよ。
レダ
そういうところだけは、 抜け目ないヤツだからね。
レダ
どうやら自分で戦うのに あまり慣れてないみたいね……。
レダ
ま、召喚院では戦いを 召喚したユニット任せにする人間も多いから
レダ
仕方がないことかもしれないけど、 まったくなっていないわ!
レダ
しばらくは私が一緒に戦ってあげるから、 戦い方をよく見ていなさい!
ティリス
え~、Shou-chanは 私のパートナーなんだけど……。
レダ
女神ティリス、甘やかすのは、 Shou-chanのためにならないわ。
ティリス
Shou-chan~! 彼女、なんかすごく厳しいよ~~!!