イタタタ……。

アンタ、目上の者に対しての 敬意ってもんはないのかい！？

どこ中だい！？ 親に言いつけて叱ってもらうからね！！

どうやら なんとか追っ払えたようじゃ……。

このまま、家賃のこともウヤムヤになって くれたら、ありがたいのじゃが……。

おお、吉田くん。

……って、なんじゃい！ 今さらワシになんぞ用はないじゃろ！

そんなにスネないでください。

我々は気づいたんです。

やっぱり我々のリーダーは、 総統しかないって。

ふ、ふん……。 今さらそんなこと言われてものう。

調子がいいというか、 虫が良すぎるというか……。

みんな、召喚師さんと一緒に 楽しくやってればいいじゃろうが。

何を言ってるんですか。 あんなヤツと総統とじゃ、器が違いますよ。

例えるなら、レア召喚と超激レア召喚 ぐらいの違いがありますよ。

そんなに違いが無い様にも 感じるんじゃが……。

そんなことありません！ 黒扉が出るか出ないかは大きな違いです！！

それに、みんなも総統のことを 待っているんですよ。

Ｙｅａｈ！！

別にオレは構わねーぞ。

パパ…………。

総統、また僕たちを導いてください！

…………まあ、皆がそこまで言うのなら、 仕方がないのう。

ふむ、やはり名前は こっちの方がしっくりくるわい。

では、名前も元に戻したことだし、 いつものやつをやるとするかのう！

はい！

ツ◯ツ◯してんじゃねぇぞ！

なあ、どうでもいいけど、 さっさと帰ろうぜ。

あやつら、お主に鷹の爪団とやらの リーダーを断られたら、

あっさりあの“総統”のもとに 戻ることを決めおった。

あの変わり身の早さは、 ある意味、見習うべきかもしれんのう……。