リベラ
そんな…… 魔神が私たちを守るだなんて…!!
ミーファ
あいつには……封魔導神カロンには、 生半可な攻撃は通じない…。
ミーファ
安心しろ、カロンの攻撃は 俺がすべて受け止めてやる。
ミーファ
どのみち、ヤツを撃退しなければ、 我々は全員死ぬことになる。
カロン
何の相談をしているのかは知らぬが、 貴様たちの命運はもう決まっている…。
カロン
貴様たちがなぜこのイシュグリアに 足を踏み入れたかは知らぬ…。
カロン
だが、この世界を守るため、 不穏分子は排除させてもらう…!
カロン
私には封印を…… いや、この世界を守る使命があるのだ!
ミーファ
……貴様に使命があるように、 俺にもやらなければならないことがある。
ミーファ
命をかけても、 果たさねばならないことがな…。
カロン
そのような苦し紛れの攻撃、 私には効かぬ!!
カロン
ほう、まだ立ち上がるか…。 だが…これで消えよ…!
クランツ
待たせてすまない…。 だが…もう安心してくれ。
カロン
再び立ち向かって来ようとも、 貴様らの攻撃など……効かぬ!!
カロン
このまま戦いを続けると、 この体を失いかねない……。
カロン
私とて力が無限にあるわけでは ないのだからな……。
クランツ
ハァッハァッ…。 なんとか撃退できたか……。
リベラ
…………。 私たちだけでは、危なかったわね…。
リベラ
疑っていてごめんなさい! まさかあなたのような魔神がいるなんて…。
ミーファ
俺は己の目的のために ヤツと戦ったまでのこと。
ミーファ
貴様ら人間の敵であることには ……変わらない。
ミーファ
俺のことなどいい。 貴様らはもう行け…。
クランツ
………分かった。 俺たちは先に進ませてもらう。
リベラ
負傷したままの彼を ここに置いていくというの!?
クランツ
俺たちには使命がある。一刻も早く ミーファに追いつかないと。
クランツ
彼は、俺たちがここに留まることを 望んではいない…。
クランツ
リベラだって、 なんとなくわかるだろ…?
リベラ
私はあなたの名前すら知らない。 だけど、あなたの協力は忘れないわ。
クランツ
君が何者で、何の目的で俺たちを 助けてくれたのかはわからない…。