ロア
まあいい。あの様子じゃ クランツたちを襲うとは思えねーしな。
カフカ
それにしても、そこのアンタ、 なかなかやるじゃないの。
カフカ
なんだい、今度はダンマリ? せっかく褒めてあげたってのに。
ロア
……………。 お前、俺とどっかで会ったことあったか?
カフカ
何言ってんのよ。 さっきは知らないって言ってたじゃないの。
ロア
なんか前にも似たような感覚があったなー って思ってな。
カフカ
んー……。そう言われてみれば、 確かになんとなく…?
ロア
そういや名前を聞いてなかったな。 お前、名前は何て言うんだ?
カフカ
何よ、 名前ぐらい教えてくれてもいいじゃないの!
ミーファ
あの魔獣と戦ったのは、 貴様らのためではない。
ミーファ
忘れるな…俺はイシュグリアの魔神、 貴様らの敵だ!!
ロア
確かにそうなんだろうが、どうもそんな感じはしねーんだよなあ。
カフカ
そうねえ。こっちで出会った魔神の中では、 なんとなく人間っぽいというか…。
ミーファ
さ、さっきも言ったように、 貴様らと馴れ合う気はない!
ミーファ
これ以上、貴様らの話に 付き合ってられるか!!
カフカ
今はアイツの詮索をするよりも、 クランツたちに追いつきましょ。
ミーファ
ロアさんとカフカさんの勘の良さを、 すっかり忘れていた…。