フンッ……！！

トウッ…！！

グッ……！

フンッ……！

ハッ…！！

くらえ！

グッ…我の脚が……。 これが貴様の狙いか……？

ああ、俺の渾身の一撃だ。

なるほど、面白い…。 では、我も本当の力を見せてやろう。

……いや、戦いはこれで終わりだ。

何…！？

俺の目的は、貴様の足止めだ。 倒すことじゃない。

それだけ脚にダメージを与えたのだ。

いかに貴様とはいえ、 回復にはそれなりに時間が必要だろう。

すぐには俺を追って来れまい。

貴様、待て……！

クッ……！

………………。

貴様の加勢、正直助かった。

だが、礼は言わん。 貴様ら魔神は俺たちの敵だからな。

………構わん。先にも言ったが 俺は俺の思惑で動いただけだ。

…………。 やはりお前は…どこかで……？

いや、そんなはずはないな…。

……………。

………………。

グリフさん……。