グラデンスさんは今の世界を 変えようとしているの?
グラデンス
ノゾミちゃんは 急に過激なことを言うのー。
ノゾミ
私は元の世界で妖精の女王って 呼ばれてたりするんだけど……
グラデンス
失礼な発言があったとしたら 申し訳ない。
ノゾミ
あ、そこは気にしなくていいわ。 それで偉そうにするつもりはないもの。
グラデンス
ふむ、では引き続きノゾミちゃんと 呼ばせてもらってよいかの?
ノゾミ
それより、今は 話の続きをさせてもらうわね。
ノゾミ
人間でありながら妖精の女王も やっていることもあって、
ノゾミ
私は種族によって色々な価値観や 考え方があることは理解しているつもり。
ノゾミ
でも、だからこそ、それぞれは 自分自身の考えで行動すべきだと思うの。
ノゾミ
だから私もグラデンスさんの 考えはわかるつもりよ。
ノゾミ
グラデンスさんたちの世界の在り方を 変えるためには少なからず犠牲が出る。
ノゾミ
それは変革を望む人にも 望まない人にも……。
ノゾミ
世界の大きな動きの中で 自分自身で考え行動することは
グラデンス
犠牲を強いてでも理想を目指すか 今を受け入れ何かを捨てるか。
ノゾミ
Shou-chan、 あなたの意見も聞かせて。
ノゾミ
四堕神と呼ばれる神をも倒したあなたの 意見が聞きたいの。
ノゾミ
進みながらでいいから答えをまとめて 教えてもらえると嬉しいわ。
ノゾミ
……でも、もしあなたが何も考えずに 戦っているならそれは迷惑な話よ。
ノゾミ
あなたの行動は世界を変える可能性があり、 多くの人の未来を担っている。