???
我が主の命とはいえ、このような忌むべき地におもむくことになろうとはな……。

???
おや、珍しい気配を辿ってきてみれば、 あなたは神に属するお方じゃないですか。

???
あなたのように高貴な存在が この汚れた地に何の御用で?

???
あ、これは失礼。 きっと何かの罰を受けているのですね。

???
…………。

???
おやおや、ご機嫌ナナメのようですね。

???
あ、申し遅れました。

グレアム
私はラグルヴォード様に仕える 魔神グレアムと申します。

グレアム
以後、お見知りおきください。

???
…………。

グレアム
では、私の自己紹介も終わりましたし あらためて伺わせていただきます。

グレアム
神に属するお方が、 この地で何を企んでいるのですか?

???
……貴様には関係ないことだ。

グレアム
そうですね。 私は関係ありませんね。

グレアム
たとえ私が今、この地を訪れている ゴミ虫たちの討伐対象だとしても

グレアム
神に属するあなたには まったく関係無いことですね。

???
……貴様……何が狙いだ?

グレアム
狙いだなんて、とんでもない!

グレアム
私は、あなたの上におられる方に、 非常に興味がありましてね。

グレアム
ぜひお近づきになりたいと……。

???
ふざけるな!

???
貴様のような魔神が、 我が主に興味があるだと?

???
身の程を知れ!!

グレアム
クックックッ、 そうアツくならないでください。

グレアム
どうやらあなたとのお話は ここまでのようですしね。

グレアム
私の命を狙うメイリスの兵士さんたちが、 近付いてきているようです。

グレアム
私と話しているところを見られては 困るのではないのですか?

???
……何か不穏な動きを見せてみろ。

???
この私が貴様の存在を 消滅させてくれる……。

グレアム
クックックックックッ……。 面白いお方ですね。

グレアム
せいぜいあなたの偉大な主のために 踊り狂ってください。

グレアム
私は少しだけ演出を 加えさせていただきますので。

グレアム
さて、それでは私はもう少し 待たせてもらうとしましょう。

グレアム
愚かなゴミ虫たちをね……。