シュスイ
…………。

クルト
やったか!?

シュスイ
この程度か!

ファダル
グハッ!

クレア
クッ……。

クルト
クソッ…… コイツ、まだ力を隠しているというのか?

シュスイ
…………。

シュスイ
我にここまで手傷を負わせるとは、 人間としてはまずまずといったところか。

シュスイ
…………。 我が望むは強者との戦いのみ。

シュスイ
万全の状態ではない 貴様らを倒してもつまらぬ。

シュスイ
貴様らの今後の成長を 期待することにしよう。

クルト
逃げた?

クルト
いや、見逃された……のか?

クレア
そうでしょうね……。

クレア
本気を出していなかったのは、 今の一撃で明らかだしね……。

クルト
クッ……。

ファダル
気にするな。 俺たちの目的はあの魔神じゃない。

ファダル
逃げたんだろうが、見逃したんだろうが、

ファダル
これで俺たちは、グランガイアへ 戻ることができるんだからな。

クレア
ええ、これでカルナ・マスタ様のもとに ようやく向かうことができる。

クレア
カルナ・マスタ様を狙う者…… 何者かしら?

クルト
何者であろうとも、構わない。

クルト
ボク…いや、ボクたちは負けない。 メイリスの名にかけて!

クレア
……ええ。

ファダル
現在、カルナ・マスタ様が どのような状況なのかはわからない。

ファダル
理解しているとは思うが油断はするなよ。

クルト
行こう! 姉さん!!

クレア
…………。

クレア
クェイド、ディアナ、イヴリス 無事でいてね……。