クレア
戦力バランスを考えたら、 適切な割り振りだったと私も思うわ。
ファダル
そうか。 そう言ってもらえると俺も助かる。
ファダル
一応、もう一度だけ聞いておく。 今ならまだ……。
数時間前。
ディアナ
どうしたのクレア? そんなに息を切らせて。
ディアナ
てっきりもうファダルたちと 出発したとばかり思ってたのに。
クレア
あ、あなたに話しておきたいことがあって 戻ってきたの……。
クレア
私には大切な弟であるクルトがいる。 それだけのこと……。
クレア
私の今の言葉であなたが何も思わないなら あなたはそれまでの人だったってこと。
クレア
私がこの地に戻ってきた時に 私は私にできることをするだけ。
ファダル
だから、この任務を終わらせて 早くあいつらにもう一度会うとしよう。
ファダル
あのバカの面倒を見ることには 慣れているからな。
クレア
安心しろ、クルト。 私は誇り高き神衛使よ。
クレア
中途半端な覚悟で、 この場にいるわけではない。
シュスイ
我に貴様らの強さを示せ。 強者以外に…用はない!!
クルト
面倒なヤツだな! 絶対にこいつ周囲から嫌われてるぞ!
ファダル
空気を読めないヤツの相手は クェイドだけで十分だ。
クレア
クルト、ファダル、気をつけろ! 来るぞ!!