セントラミア城にて、Shou-chanが、四堕神の一柱、創造主マクスウェルを倒してしばらくしてからのこと……。


ノア
Shou-chanか……。

ノア
貴様も討伐任務を受けに来たのか…?

ノア
エリーゼ!

ノア
…………。

ノア
ム……。

ノア
そうか…今日は非番だったな。

ノア
確かエイブ山に 友人とピクニックに行くと言っていたな…。

ノア
仕方がない。 出直すか……。

???
ノアよ。今日も魔神討伐か?

ノア
オーン!

オーン
そうだ。それでいい。 前に進み続けろ。

オーン
召喚師にとって、 立ち止まることは退化に等しい。

ノア
言われなくともわかっている!

オーン
フン…口だけは一人前だな。

オーン
だが、まあいい。 今日は貴様らに用はない。

オーン
エリーゼは…不在か?

ノア
今日はあいつは非番だ。

オーン
そうか。

オーン
魔神討伐の依頼を伝えに来たのだが、 いないのなら仕方がない。

オーン
エイブ山に訪れる者など少ないだろうから、 急ぐ必要もあるまい。

オーン
時間のある時に、 俺が倒すのも悪くないだろう。

ノア
……エイブ山、だと!?

ノア
その山には、今、エリーゼたちが……。

オーン
…………。 そうか。

ノア
それだけか!?

オーン
俺の目的とは何も関係がない。

ノア
クッ…貴様!

オーン
フン……。

ノア
クッ……。 エリーゼの身に何かあったら俺は!

ノア
Shou-chanよ。 恥を忍んで頼む。

ノア
俺はこれからエリーゼを助けに行く。 黙って俺に協力してくれ。

ノア
俺はあいつを失うわけにはいかないんだ!

ノア
そうか、引き受けてくれるか!

ノア
この借りは後で必ず返す。