この崖って、 見た目よりもずっと登りやすいんですよ。
リム
いえ…私たちにとっては…… 十分…キツイです……。
リム
エリーゼさん…なんであんなに… ひょいひょい…登れるんでしょうか?
セラ
リムさん…グズグズしてたら エリーゼさんに置いて行かれますよ……。
リム
…………。 セラちゃんって意外に可愛いのなんですね。
セラ
何がですか…… って! ド、ドコを見てるんですか!?
リム
いいじゃないですか。 女の子同士なんですし。
リム
さて、それじゃあ、 エリーゼさんは……っと。
エリーゼ
もしかして…… 本当にキツかったんですか?
エリーゼ
フォローすると言ってたのに 私ばっかり先に行ってしまって……。
リム
はい、これからは先生と呼ばせてください! そして女性として色々学ばせてください!
ノア
今、このエイブ山には 魔神が生息しているらしい。
ノア
幸いまだ遭遇していないようだが、 危なくなる前に、俺たちと山を降りるんだ。
エリーゼ
リムちゃん、セラさん、 そういう事情みたいだから……。
セラ
私たちも、 召喚院に所属する人間ですから……。
ノア
Shou-chan、行くぞ! 準備はいいな!!
リム
先輩! エリーゼさんには私たちが付いています。