ミセル
ふーん、あれだけの魔獣を片付けるなんて まあ、やるじゃないの。
ロディン
もう一度言うぞ。 俺の力を貸してやってもいい。
ミセル
確かにアンタの力は、 そこそこのものだと思うわ。
ミセル
でも、アンタは ただ私の力を利用したいだけなんじゃない?
ロディン
討伐のパーティーなんて、 そんなもんだろう!
ミセル
アンタは私を利用して、 私はアンタを利用する。
ミセル
でも、私は 仲間とそんな関係になりたくないの。
ミセル
ちゃんと私が気に入った人たちと一緒に 旅をして、目的を果たしたいの。
ロディン
メルキオの目的は、 この世界を滅ぼすことなんだろ!?
ロディン
そんなこと 言ってる場合じゃないだろうが!
ミセル
ただ、アンタと一緒に戦う気に ならなかっただけ。
ロディン
クソッ! こんなヤツに頼ろうとしていたのか、俺は。
ロディン
実際にメルキオと対峙してから、 せいぜい後悔するといい!
ミセル
メルキオは、アンタの代わりに 私がキッチリ倒しておいてあげるわ。