ミセル
いいからアンタは私と一緒に来なさい!

ミセル
アンタだって、 薄々気づいてはいるんでしょ?

ミセル
自分が、恐れられて、 いいように使われていることに。

ティアラ
そ、それは……。

ティアラ
私なんて、 そう思われても仕方がない存在だし……。

ミセル
何それ?

ミセル
そんなこと考えて、 アンタこれまで生きてきたの?

ティアラ
……………。

ミセル
……………。

ミセル
ハァ………。

ミセル
もういいわ。 期待はずれだった。

ミセル
アンタは、一生そうやって 自分を見下して生きていなさい。

ティアラ
……………。

ティアラ
仕方がないのよ……。

ティアラ
私は神族と魔族のハーフ……。

ティアラ
こうやって生きていくしか……。