ローランド
街が……校舎が……。 このような有り様に……。

ローランド
生徒たちや街の人々はどこに……。

ローランド
……許さん!

ローランド
許さんぞ! 神々よ!!

ロクス
クッ……。 この炎はやっぱり……。

ディン
チッ……。

ディン
あの爺さん、無事なのはいいが、 ちょっと元気すぎだろ。

ディン
ロー爺! いいかげんにしろ!!

ローランド
神々め……。 許さんぞ…。

ローランド
我が怒りを食らうがいい!!

ディン
クッ!

ロクス
ダメだ……。

ロクス
あまりの怒りに、 我を忘れているんだ……。

ロクス
ボクたちのことなんか 見えていない……。

ロクス
無理もな…い…。

ロクス
このアーリンド神学校のことは、 ローランド先生から何回か聞いていたけど、

ロクス
先生にとって、この神学校は……。

ロクス
いや…この神学校で生徒たちと 過ごした日々は

ロクス
もっとも 大切にしたかったものだったんだろう……。

ディン
…………。

ディン
……だからと言って、 放っておく訳にもいかねーな。

ディン
このままじゃ、神軍どころか、

ディン
ここら一帯の建物すべてが 焼き尽くされちまうぜ。

ディン
俺たちでロー爺を 止めるしかねーか……。

ディン
おい、ロー爺! ちょっとは頭を冷やしやがれ!!