カル
うーん、 まあ理由を話せば長くなるがな……。
ルジーナ
あの魔神の姿を見たのか、 って聞いてんだよ!
ルジーナ
チッ、いつもいつもテメーは 余計なところにしゃしゃり出て来やがって!
カル
1度戦ってみたが、 あの魔神はまだ底知れぬ力を残している。
カル
1人で戦うよりも、一緒に戦ったほうが、 確実に倒せるはずだ!
ルジーナ
あのクソ魔神に、 この俺が手こずるとでもいうのか?
カル
だが、これはそれを踏まえた上での、 確実性を重視しての提案だ。
ルジーナ
テメーがそこまで言うなら、仕方がねー。 手伝わせてやる。
カル
俺もShou-chanが、 ここにいるなんて、知らなかったぜ。
ルジーナ
これから行く魔神討伐に、 テメーも手伝わせてやる。
ルジーナ
テメーみたいなのでも、 いないよりはマシだ。
ルジーナ
俺様の手助けができるんだ。 泣いて喜ぶんだな!!
リム
魔神ネビュラス、 どんな姿…ザザッ…でしょ…ザーッ……。
ルジーナ・フェイク
俺様1人に3人がかりとは、 なかなか格好良いじゃねーか、ルジーナ!
ルジーナ
この2人はテメーを逃さねえための、 保険みたいなもんだ。
ルジーナ
これ以上、その顔でうろつかれると、 迷惑なんでな。
ルジーナ・フェイク
ま、そういう風に群れている方が、 確かにテメーにはお似合いかもなあ?
ルジーナ・フェイク
魔煌竜ザガムルングの時のように、 気絶しても、
ルジーナ・フェイク
優しいカルさんに 助けてもらえるからなー!
カル
黙って聞いていれば、 好き放題いいやがって!
カル
確かにザガムルング討伐の際、 ルジーナは気絶した。
カル
だがそれは、ザガムルングの闇の咆哮発動に 俺よりも早く気づいて、
カル
討伐隊のメンバーを、 身を挺して守ったからだ!
カル
俺がザガムルングを倒せたのは、闇の咆哮を放った後の隙をついたにすぎない。
カル
これ以上、俺の仲間のことで くだらないことを言ってみろ!
ルジーナ・フェイク
ただし、俺様をザガムルング程度と同じだと 思っているなら、大間違いだがな。