リムとの冒険から数日経ったある日……。
すまないな、Shou-chan。 買い物に付きあわせちまって。
カル
冒険前にどうしても、 買っておきたいものがあったんでな。
カル
Shou-chan、 お前、彼女に何かやったのか?
カル
なんというか 汚いものでも見るような視線だったが……。
カル
人が集まる場所だけあって、 飯も美味いんだよな。
エリーゼ
え、えっと……。 聞きたいことがあるのですが……。
エリーゼ
私、Shou-chanさんが そんなことする人には……。
カル
セラさんがお前を睨んでいたのは、 そのせいだったのか?
カル
Shou-chan、 たまにはアリーナを覗いてみるか。
セリア
バカで未熟者だとは思ってたけど、 あんなことするとは思わなかったわ!!
セリア
これ以上、恥をさらして、 召喚師全体の評判を落とす前に、
あれ、カルさんセリアさん、 そして先輩、みなさんおそろいですね。
リム
…え、な、なんか 皆さん怖い顔してますが……。
セリア
あんたの前で素っ裸になった この恥知らずの召喚師を成敗するところよ。
リム
あれは敵からの攻撃を受けて、 仕方がないことでしたし……。
セリア
そう、敵からの攻撃を受けて 仕方がなく、素っ裸に………。
セリア
私が聞いた話だと、 意味もなくいきなり脱ぎだしたって……。
リム
先輩がそんなこと する訳ないじゃないですかー!
カル
一旦、2人の話を合わせてみた方が いいんじゃないか?
リム
な、何でそんな、先輩が変態っぽい感じの 話になってるんですか!?
セリア
し、知らないわよ。 私だって人から聞いた話だし……。
セリア
って、この話、召喚院だけじゃなくて、 帝都でも結構広まってるわよ。
リム
私、先輩がボロボロの姿になってまで 戦っている格好良い姿を
セリア
いや、私も、 何かおかしいと思ってたのよねー。
カル
セリア、お前、さっきまで疑いなく、 Shou-chanを攻撃してただろ……。
リム
わ、私、すぐに皆さんのところに行って 誤解を解いてきます!!
セリア
あなた1人じゃ、さらに間違った方向に 話が広まるかもしれないでしょ!!
カル
ま、まあ、そんな顔するなよ。 Shou-chan!