ルジーナ
不愉快な面が見えると思ったら、

ルジーナ
Shou-chan、 てめえか……。

ルジーナ
現在、ここら一帯は、 俺みてーな優秀な召喚師以外、

ルジーナ
立ち入り禁止になっているはずだ。

ルジーナ
テメーみたいなクズ召喚師が、 なんでうろちょろしてやがるんだ?

ルジーナ
……………。

ルジーナ
チッ、言わなくても わかってるよ。

ルジーナ
どうせお前も、あのバカ女の尻拭いで ここまで来たんだろう?

ルジーナ
ったくメンドーな女だぜ。

ルジーナ
なんで俺が、たまたま側にいたってだけで アイツを助けなくちゃならねーんだよ。

ルジーナ
そもそも、昔の話だって、

ルジーナ
弱い奴らが、強い奴に 返り討ちにされただけの話だろーが。

ルジーナ
あのバカ女はそんなくだらねーことに こだわりやがって……。

ルジーナ
ケッ、ただのバカじゃねーか!

ルジーナ
大体だ、 テメーやカル、そして召喚院の奴らが、

ルジーナ
あいつを甘やかすから、 つけあがるんだろうが!

ルジーナ
ザコとザコが助け合ったって 何にもならねー!頭を使え!

ルジーナ
……………。

ルジーナ
だがまあ、アイツの因縁の魔神を 俺が軽くぶっ倒したら、

ルジーナ
あの女がどんなアホ面するのか 見てみるのもおもしれーかもしれねーな。

ルジーナ
あのバカも、 ようやく俺の凄さを理解するだろうよ!

ルジーナ
まあいい。

ルジーナ
今回だけは特別だ。 テメーに付き合ってやるぜ。