グレアム
まさかあなた方の力が これほどのものとは……。
グレアム
魔神というのは、あなた方人間に 追い詰められるほど弱くはないんですよ。
グレアム
……………。 よく私の幻術を見破りましたね。
カル
ああ、俺1人で戦っていたら、 間違いなくダマされていただろうな。
カル
その想いも、力も認め合った 絆を結んだ仲間がな。
カル
そんな仲間たちの一撃は、 お前に届かないほど軽くはない!
グレアム
こ、こんな人間ごときに 魔神であるこの私が!
グレアム
本来、貴様なんぞ 人間に受け入れられる存在ではないのだ!
カル
お前が何を言ってるのか 今の俺は理解できない。
カル
おそらく俺の出生に関する 何かをお前は知ってるんだろうな。
カル
さあ、今日こそ決着をつけるぞ! 魔神グレアム!!
カル
生まれのこともあって、自分が本当に 人間かどうかも心配になってきたんだ。
カル
Shou-chanやセリアと一緒に戦ってて そんなことに意味が無いって気付いたんだ!
カル
俺が誰であろうと、 2人は俺を信じてくれるって。
カル
そう考えたら、俺の中にある何だか わからない力も受け入れられたみたいでさ。
カル
2人のおかげでグレアムを倒す力を 出すことができたよ。
リム
見事、魔神グレアム討伐を 成し遂げましたね!
リム
グレアムの力が消失したのを 召喚院でも確認しました!
リム
一時はどうなることかと思いましたが、 さすがは先輩です♪
セリア
アンタ、もうちょっと空気を読んで 通信してきなさいよ!
セリア
今回ばかりは私のこと止めさせないわよ。 カル!!
カル
ハハハッ、 それはグレアムより怖いかもしれないな。
リム
召喚院への報告とか、 すっかり忘れているみたいですし。
リム
まあ、長年追い続けてきた相手を 見事討ち果たしたということで、
リム
それだけ喜びもひとしお ということなんでしょうね。
リム
魔神グレアム討伐の依頼、 達成を確認しました。
リム
先輩、なんか帰ってからも 大変そうですね……。
セリア
当たり前でしょ! 先にちゃんと準備しておくのよ!
セリア
何やってんの、さっさと ランドールに戻りましょうよ。
カル
Shou-chan、セリア。 悪いが先に行っててくれないか。
カル
心配しなくても、 ちゃんと宴会には駆けつけるって。
セリア
まあ、そう言うなら、わかったわ。 先に行ってるからね。
セリア
カル、すぐに戻ってくるのよ。 信じてるからね……。
カル
力を受け入れて 感覚が研ぎ澄まされているのか?