カル
よう、Shou-chan! ついにここまで来たな。

カル
見てみろよ! 異界への入口はもう目の前だぜ。

セリア
あんた、あの女神からちゃんと 異界の入り方、聞いたんでしょうね?

セリア
だいたい、この肝心な時にあいつは どこで遊んでるのよ!

セリア
え……。 そんなことが……。

セリア
だ、大丈夫に決まってるわ! 一応、あれでも女神でしょ!

セリア
きっとまた平気な顔して 偉そうに出てくるわよ!

セリア
ホラ、あんたもそんな顔してないで 気合入れなさいよ!

セリア
あいつはあんたがカルデスを倒すって 信じたから危険な場所に飛び込んだのよ!

セリア
ここであんたがしっかりしなきゃ あいつの頑張りが無駄になるじゃない!

カル
セリアの言う通りだ。

カル
Shou-chanも心配だろうが、 今はカルデスを倒すことが最優先だ。

カル
異界への入口が すでに開いているってことなら

カル
俺たちも お前を助けることができる。

カル
女神さんのために 俺たちも力を貸すぜ!

セリア
わ、私は召喚院の指令に 従ってるだけよ!

セリア
あのバカ女神がどうなろうと 関係無いんだから!

セリア
でもまあ、女神に恩を売るってのも 悪く無いから

セリア
いつもより少しだけ本気で やらせてもらうわ。

カル
フッ、セリアのやる気をみたら 彼女も安心すんだろうな。

セリア
ど、どういうことよ!

カル
セリアを頼りにしてるってことさ! な、Shou-chan!

セリア
あんたも 調子良くうなずかないでよ!

カル
それじゃあ、 一気に異界に突入するか!

カル
Shou-chan! セリア! いくぜ!