ここは……俺たちは勝ったのか！？

カルナ・マスタが消えていく……。

Shou-chan… 俺たちは勝ったんだな……。

ええ……。 アーク…ありがとう……。

イリア……。

Shou-chanーー！ アークーー！

２人ともやったね！ 遂にカルナ・マスタを完全に倒したんだよ！

イリアも無事に戻ってきて、 本当によかったね！

ああ、これもお前たちの……。

グッ……。

アーク、大丈夫！？ 今、回復を……。

いや、大丈夫だ。 これは治るものじゃない……。

アーク…あなたやっぱり……。

ああ、俺の体はもう限界が 近いようだ……。

人の身でありながら神徒の力を得て 長年生きてきたが

それももう終わりが近い……。

そんな……。 せっかくイリアを助けたのに……。

気にしないでください。 女神ティリス。

終わりが近いのは私も同じ。

大神皇を封じ続けたことで 私の魂もすでに壊れかけています。

イリア……。 アーク、どうにかならないの！？

たとえ無事にイリアを助けられたとして

俺たちの命が長くないことは ある程度は予測できていた。

それでも、俺はイリアを救えて 本当に幸せなんだ。

アーク……。

私…絶対に謝らないからね……。

私のせいでアークが苦しみ続けたって 知ってるけれど……。

アークが私から謝られることなんか 望んでないって……。

イリア……。

だって…アークは……アークは……。

アーク…ごめんなさい！

私のせいで…… あなたがどれだけ辛い思いをしたか！

私は…私は……！

イリア……。

イリア、俺を待っていてくれてありがとう。

本当に長い長い遠回りをしたかも しれないけれど……。

後どれだけ君といられるか わからないけれど……。

それでも俺は時が許す限り 君とともに生きたい。

イリア、君のことを愛しているんだ。

ありがとう……アーク……。

その言葉、何年… ううん、何百年も待ってたのよ。

でも、大丈夫、誰にどう思われようと 私もあなたを愛しているから。

今まで待った分まで 一緒に幸せになろうね。

ああ…ああ…そうだな……。 幸せになろう…イリア……。

Shou-chan、 俺の…いや、俺たちの戦いは終わった。

これからの未来は 今を生きるお前たちで歩み続けてくれ。

お前たちが作る未来がどうなるか 楽しみにしているよ。

さらばだ、神を越えし召喚師よ。

お前と戦った日々を、いつかかつての 仲間たちと話させてもらうよ。

行っちゃったね……。

でも、Shou-chan、 ２人とも幸せそうだったよね……。

きっと２人は本当に幸せなんだよね？

…………。

さあ、私たちもグランガイアに戻ろう！

今度こそぜ～ったいに！ 海に連れて行ってもらうからね♪

フフッ、きっと大丈夫！ ２人の時間はまだまだあるよね！

だから、私たちは私たちの時間を 一緒に楽しもう♪

ね、私のShou-chan。