セリア
本当に…遠慮なくきたわね……。 ハァハァハァ……。
セリア
こんなに一気にやって…… 私が…受け止められなかったら……
セリア
フゥー……。 やっと少し落ち着いてきたわ……。
セリア
やっぱりShou-chanは 強いじゃなーーーい!
セリア
自分が感じたままに言いたことを言って やりたいことをやる。
セリア
私は自分が気に入った人は守りたいし 嫌いなヤツはぶっ飛ばしたい。
セリア
だから、心も体も強くありたい。 私が私らしくいるためにね。
セリア
これが、私の“強さ”って ヤツなのかしら?
セリア
ハアー、まあいいわ。 とりあえず、これだけは言っておくわ。
セリア
この奥できっとアンタの親友が 待ってるんだから早く行きなさい!
セリア
Shou-chan、 私はもっと強くなるわよ。
カル
Shou-chan、 お前、少し楽しそうだぜ。
カル
まあ、そんな中、あれなんだけど 次は俺を手伝ってくれないか。
カル
モーラから解き放たれた バリュオンの力がこの先で眠っているのを。
カル
カルナ・マスタの力を封じるために ともに封じられたバリュオンの力だ。
カル
そこに、モーラが奪った 今のバリュオンの力、
カル
それに、メノンへの道を封じる際に ともに封じられたバリュオンの力、
カル
それは、ここに封じられているバリュオンと 戦うことになるってことなのはな。
カル
Shou-chan、 俺はモーラとの戦いの時ほど
カル
ティリスがいなければ 俺たちはきっと全滅していた。
カル
あの時、俺が魔神の力をしっかりと 使いこなせていれば
カル
ティリスが来なかったとしても 何かができたかもしれないのに……。
カル
Shou-chan、 俺はバリュオンと戦う。
カル
それで、俺の中で 何かが変わる気がするんだ。
カル
俺の中である意味もっとも 強大な敵であるバリュオン。
カル
俺がもっとも信頼する親友のお前と一緒に そいつと戦いたいんだ。
カル
ムチャクチャなことを言ってると 自分でも思うけどお願いできないか?
カル
ハハハッ、すまない。 お前は断るようなヤツじゃなかったな。
バリュオン
そしてお前がここに来たということは 俺と戦うつもりなのだな。
バリュオン
今の俺はすでに影ではなく 本来のバリュオンに近い状態にある。
バリュオン
見せてやろう。 煌竜覇神と呼ばれた俺の真の力と姿を!
カル
グッ……そうか……。 これがバリュオンの真の力……。
カル
俺の中の血が騒ぐ……。 力の発現を求めている……。
カル
そして、アクラス召喚院の召喚老 グラデンスに育てられた召喚師!
カル
第二十四魔神討伐隊レブルエンス隊長の カルだ!