グラデンス
ところでShou-chanよ。

グラデンス
お主はどんな異性が好みなんじゃ?

グラデンス
フォッフォッフォッ、 なんという顔をするんじゃ。

グラデンス
なーに、お主と2人で旅をするのも 珍しいことじゃからな。

グラデンス
これを機会により密な関係に なれればと思ってのー。

グラデンス
ちなみにオーンはあんな顔をしておるが 昔はの……。

???
おいおい、爺さんそれ以上は 止めておけよ。

???
その先を聞いたらShou-chanが オーンさんに殺されちまう……。

グラデンス
カルか。

カル
グラデンス爺さん、久しぶりだな。

カル
って言ってもイシュグリアに来てから それほど経ってないけどな。

グラデンス
フム、どうやら本当に大丈夫なようじゃな。

カル
ああ、心配かけちまってすまないな。

カル
でも、俺はちゃんと俺として 自分の意志で動いてる。

カル
これだけはグラデンス爺さんにも 伝えておこうと思ってな。

カル
だから……。

グラデンス
何も言うでない。

グラデンス
お前のことじゃ、良く考えた上での 行動なんじゃろう?

グラデンス
だったらやり切ってみせろ。

カル
グラデンス爺さん……。

グラデンス
もちろん、ワシの目的の邪魔になるようなら 徹底的に叩き潰させてもらうがな。

カル
ハハッ、そっちはオーンさんもいるし

カル
俺もShou-chanの力を 借りないとつり合わないな。

グラデンス
ム、それはさせんぞ。

グラデンス
お主のいない間にワシとShou-chanの 関係は濃~くなっておるからの。

カル
異性の話なら Shou-chanはあんまりしないぞ。

グラデンス
フォッ!? 聞いておったか。

グラデンス
フォッフォッフォッ。

カル
ハハハハッ。

カル
…………。

カル
グラデンス爺さん、1つだけ聞かせてくれ。

カル
アクラスの遺志ってのは何だ?

グラデンス
……お主、それを誰から?

カル
いや、やっぱりいいや。

カル
Shou-chan! 爺さんのことよろしく頼むぜ!

カル
それじゃあまたな!

グラデンス
フム、アイツ自身は 大丈夫のようじゃが……。

グラデンス
ミーファの件もあるし 少し気になるの……。

グラデンス
Shou-chanよ。

グラデンス
スマンがこの先は1人で 進んでくれ。

グラデンス
ワシはちと調べたいことができての。

グラデンス
オーンたちにはうまく説明しておいてくれ。

グラデンス
それでは、よろしく頼むぞ。

セリア
…………。

オーン
…………。

セリア
…………。

オーン
…………。

セリア
……オーン様の気配のせいか 敵も近付いてこないし

セリア
無駄話も無いから進みも早い。

セリア
まあ、これはこれでいいのかな?

眼鏡の男
うーん、この2人組は もっと大暴れすると思ったんですが、

眼鏡の男
逆におとなしくなりましたね。

眼鏡の男
では、もう1組も見てくるとしますか。

眼鏡の男
私の親友はどうしてますかね♪