カル
Shou-chan! 大丈夫か!!

カル
お、お前… アバドンを倒したのか?

カル
ふー。 …本当にすごいやつだ。

カル
まさか本当にアバドンを 1人で倒しちまうなんて…

カル
あぁ、俺なら大丈夫だ。

カル
あの後、塔の入り口を守る為に 必死に頑張ったんだけどさ。

カル
俺もセリアも体力の限界で 本当にもうダメかと思ったよ。

カル
その時に 召喚院の援軍が到着してさ。

カル
ま、召喚院も 本腰を入れてきたってことだ。

カル
ん? セリア? そこに…あ、あれ?

カル
あいつどこ行ったんだ? …まぁ、いいか。

カル
そういや、あいつお前のこと かなり気を掛けていたぜ。

カル
あんなボロボロの体でお前を助けにいくって 真っ先に塔に登ってってさ…

カル
やばっ、こんな話したら あいつに何されるか…

カル
この話は内緒だからな…

カル
でもさ、 お前本当に強くなったな。

カル
必死に駆けつけたんだけどな。 援軍なんてお前に必要なかったようだ。

カル
お前はもう、 一流の召喚師だよ。

カル
あぁ、そうだ。

カル
俺らの目的であるグレアムは 結局倒せなかったよ。

カル
何匹か魔物捕まえたから グレアムの居場所吐かせたんだけどさ。

カル
厄介な場所に移動しやがって… くそっ、あの野郎…

カル
簡単に後を追えるような 場所じゃなくてな。

カル
俺はいったん アクラス召喚院に戻って報告さ…

カル
お前は… ま、やることあるわな。

カル
じゃあ、俺はそろそろ行くぜ。

カル
お互い目的は違うけどさ… 俺はずっとお前の味方だ。

カル
絶対にやられるんじゃねぇぞ! それじゃあな!

ティリス
お~い! Shou-chan!!

ティリス
やっと追いついた!

ティリス
ほんっとすごいわ!!

ティリス
私が潮風の浜辺で氷輝姫セレナと どっちがカワイイか勝負してる間に、

ティリス
まさかアバドンを 倒しちゃうなんて!!

ティリス
…ハッ!?

ティリス
ち、違うよ!? カワイイ勝負なんてしてないよ!?

ティリス
だってセレナ 出てこなかったんだもん!!

ティリス
それにShou-chanがいなくちゃ、 カワイイ勝負の審査員がいないでしょ!?

ティリス
…う~ なによその顔~

ティリス
ホントに潮風の浜辺に 用事があったんだよ~

ティリス
あっ! ほらほら。 ルシアス様が呼んでるみたいだよ?

ティリス
行ってらっしゃ~い…

我が名はルシアス…このゲートを司る神…


モルガンを解放せし者…Shou-chanよ…


我が力を使い新たなる地へと旅立つがよい…


そして己の力がこの世界の福音となるよう前へと歩み続けるのだ…


ティリス
あっ、起きた。

ティリス
おはよ、Shou-chan。

ティリス
見て… ついにセントラミアまで来たわ。

ティリス
ここが… マクスウェルの本拠地。

ティリス
…Shou-chanも感じる?

ティリス
強大な力がビリビリ 伝わってくる…

ティリス
魔物も今までとは比較にならないわ。 気を引き締めていかないと…

ティリス
マクスウェルは セントラミア城にいるわ。

ティリス
厳しい戦いが続くと思うけど、 一緒にがんばるわよ~!

ティリス
え? モルガンでは一緒に戦ってないって?

ティリス
そんなイジワル言わないでよぉ~

ティリス
セントラミアでは頑張るから、 ねっ?

ティリス
それじゃあ、 がんばっていくわよー!!