???
ザッ、
ザザッ、
ザザッ、
ザーーー

リム
先輩! うん、通信良好ですね。

リム
あれ?戦いながら結構奥まで 進んだみたいですね。

リム
気をつけてください! そろそろ討伐対象が現れそうです。

リム
闇術師が邪悪な実験で 作り上げた魔物です。

リム
どうか、気を抜かずに、 万全の状態で戦ってください!

リム
え?外見の情報ですか?

リム
手元の資料によりますと……。

リム
う、うわぁ……!

リム
すみません! ええと……。

リム
どうやら人間の死体をいくつも 重ねて生み出された魔物らしく、

リム
うう……。 すごく……気持ち悪いです。

リム
いくつも口があって……。 沢山の内臓みたいな管が……。

リム
え? 先輩、今何て言いました?

リム
さっき倒した……って……。

リム
えーー!?

リム
もう! 先輩!

リム
気をつけてくださいって 言ったじゃないですか!

リム
どうしていつも、私の情報を 待たずに突撃するんですか!

リム
十分な情報を得ないまま、 先輩が戦って、

リム
それで、もしものことがあったら、 どうするんですか!

リム
先輩は私がいつもどれだけ心配してるか わかってるんですか!?

リム
あ……。

リム
…………。

リム
ご、ごめんなさい。

リム
実際に危険な場所で 戦ってるのは先輩なのに……。

リム
私……。

リム
あの、その、 えーと……。

リム
そ、そうだ! お詫びに!ご馳走します!

リム
エルガイアに帰ってきたら、 私がご飯をご馳走します!

リム
先輩の好きなものを作るんで それで許してください!

リム
ダメ……ですか?

リム
怒ってない、ですか? 本当ですか?

リム
良かったです……。 本当にごめんなさい。

リム
私が、もっと要点をまとめて 情報をお伝えするべきなのに、

リム
いつも、こんな……。

リム
え? は、はい!

リム
そうですよね! これからですよね!

リム
これから!

リム
これからもずっと、

リム
私が、先輩のサポートを していきますよー!

リム
よろしくお願いしますね♪

リム
あ、そうだ、お料理、 楽しみにしててくださいねー。

リム
腕によりをかけちゃいます!

リム
それじゃあ、 帰りも気をつけてください♪