メル
ウッ……!

ティリス
Shou-chan、ルジくん、 もうこれ以上は……!

ルジーナ
ああ、分かってる……。 任務を忘れちゃいねーよ。

ルジーナ
チッ…… ギャレットの野郎は逃げやがったか。

メル
ダメ…… ギャレットのところへは、行かせない……。

メル
あなたたちを止める……。 それが私に下された……命令……。

メル
クッ……。

ティリス
じっとしてて!すぐに回復するから。

メル
なぜ……? 敵なのに……。

ティリス
敵じゃないよ。あなたを守りに来たの。

メル
守……る…?

ティリス
うん、私たちは連邦の手から あなたたちを逃すためにやってきたんだよ。

メル
…………。

ティリス
だから、魔神を蘇らせようだなんて、 そんなこと、やっちゃダメ!

ティリス
分かった?

メル
でも……それはラナス様の遺志……。 ギャレットは……そう言ってた……。

ティリス
魔神なんかが蘇ったら、 大きな被害が出ちゃうんだよ!

ティリス
ダメなことはダメだよ!

ティリス
それに…ラナスだって そんなこと望んでないはずだよ!

ティリス
エルガイアを守りたい…… そう考えていたから、

ティリス
きっと、あんな無茶をしたんだもん……。

メル
…………。

ルジーナ
言っても無駄だ。 そいつはおそらく……。

ティリス
え……?

ルジーナ
………そんなことよりも、 ギャレットの奴を追うぞ。

ルジーナ
そいつの治療が終わったら、 すぐに出発する。

ティリス
うん!

ティリス
ギャレットを救うにしても、魔神復活なんか させるわけにはいかないしね!

ティリス
じゃあ、メル。 私たちについて来て!

メル
……!?

メル
…………。 分かった……。

メル
私は……お前たちに敗れた……。 お前たちの命令に……従う。

ティリス
う~ん、命令とかじゃないんだけどなぁ……

ルジーナ
……………。