ティリス
サートゥルス、ラヴァル。

サートゥルス
こんなところに呼び出してすまぬな、 Shou-chan、そしてティリスよ。

ティリス
ここって、どういう場所なの……?

ラヴァル
ここは私たちが意見を違えた時、

ラヴァル
どちらの意見に従うかを戦って 決めるためのところさ。

ラヴァル
しばらく使ってなかったので、 多少荒れ果ててはいるけどね。

ティリス
ふーん……。 それで、なんで私たちをここに……?

サートゥルス
ケジメ…… というものをつけようと思ってな。

ティリス
ケジメ?

ラヴァル
ああ、ケジメさ。

ラヴァル
私たちの大神皇様配下としての…… 十神の二柱としてのケジメだ。

サートゥルス
お前は、我らの主君である カルナ・マスタ様を滅ぼした……。

サートゥルス
そして理由はどうあれ、我らは主君を 滅ぼした相手を目の前にしていることになる

サートゥルス
故に我らは、 Shou-chanとの戦いを所望する!!

ティリス
そ、そんな……。

ティリス
さっきまではアベル機関やアルザ・マスタと 戦うため、協力していたのに!!

サートゥルス
………感謝はしている。

サートゥルス
だが、それとこれとは別だ。

ラヴァル
悪いな、Shou-chan。

ラヴァル
アルザ・マスタが滅ぼされた今、

ラヴァル
私らもこれまでの長き使命から、 ようやく解放されることになる。

ラヴァル
これからのため、 “区切り”というものを付けたいのさ。

サートゥルス
以前、ラヴァルとShou-chanとの 戦いを止めた我だが、

サートゥルス
主君を滅ぼされたことに、 何も感情を抱かないわけではない……。

サートゥルス
禍根を残させないでくれ……。

ティリス
Shou-chan、どうする……?

サートゥルス
そうか……戦ってくれるか。 感謝するぞ。

サートゥルス
ティリスよ……お前は見届け人を頼む。

ティリス
う、うん……。

ラヴァル
そうと決まれば、 全力でいかせてもらうよ!!

ラヴァル
私ら2人と同時に戦うんだ。 以前のように行くとは思わないことだね!