ティリス
それにしても大きな街だね~。

ティリス
どこもピカピカ光ってて、 ちょっと目が眩みそう。

レダ
…………でも、そんなはずは……。

ティリス
うーん、あそこに見える高い建物が、 情報管理塔なのかな?

SCOUT-F03
ソウダ、アトモウスコシダ。

レダ
………確かに可能性としては…… 考えられなくもない……けど……。

ティリス
じゃあ、あとちょっとだから、 頑張ろうね!

REPTO-MTX
ピピ…ピ……ポ…!

SCOUT-F03
ワカッテル!

レダ
……でも、そんな偶然って…… あり得るのかしら……?

ティリス
…………ねえ、レダ、聞いてる?

レダ
え!?

レダ
……ええ、大きな街ね。 どこも光っていて、目が眩みそうよ。

ティリス
それ、さっき私が言った言葉だよ……。

レダ
………ごめんなさい。

レダ
どうにも、さっき聞いた “昔、この世界にやって来たマスター”

レダ
というのが、 気になってしまって……。

ティリス
あの“斧を持った女性”って人のこと?

ティリス
そんなに気になるなら、ハッちゃんたちに もっとよく話を聞けばいいじゃない。

REPTO-MTX
…ピ…プパ…プ…ポ……。

SCOUT-F03
シリタイノナラ、オシエテヤルゾ。

レダ
ダメよ。そんな暇はないわ。 今の私たちは任務中なのよ!

レダ
少しの遅れが 致命的な失敗に繋がるとも限らないわ。

ティリス
……気になったまま上の空でいる方が、 致命的な失敗に繋がると思うけど……。

レダ
ウッ……!

レダ
と、ともかく! 今は情報管理塔に急ぎましょ!

ゴオオオォォォォーー!!

ティリス
え……この音、なに……? 空から……!?

ズゴオォォォオンン!!

レダ
クッ……この振動は……

レダ
何かが落ちてきたの!?

???
グゴオォォォオォーーンン!!

レダ
な…なんて巨大な機械人形なの!?

ティリス
ハッちゃんたちの友達……ではないよね?

SCOUT-F03
チガウ!!

SCOUT-F03
コンナヤツ、ミタコトモナイ!!

???
外ぶ世かイかラの侵にゅウしャ、発けン!

???
……キョう威トにン識シ、 ハい除こウ動をカイ始スる!

レダ
グッ……!!

レダ
なんだか分からないけど、 向こうはやる気みたいね。

レダ
いくわよ、Shou-chan! 振りかかる火の粉は、払わなきゃね!!