やはり先んじて攻撃して正解だったな。

この数の神軍に奇襲されていたら、 少なからず民衆に被害が及んでいただろう。

だがこれで、もう………。

……どうやら、 そう簡単にはいかないようだな。

ほう、人間が我の気配に気付くか。

誰だ、お前は……？

我は真神アフラ・ディリス様が 神徒ザーグ。

……神に糾弾されし哀れな存在よ。

恐れをなして逃げ惑う姿、 滑稽の極みとしか言い表せぬ……。

フッ…… 残念だが、それは見当違いだ。

どういうことだ？

俺たちは逃げてるんじゃない。 再び希望を取り戻すために進んでる。

フン……戯言を…… 貴様ら人間どもに希望などない。

あるのは、ただ絶望のみだ！

貴様にも見せてやる……。 人々の希望を……。

トルティア武芸院で磨いた この力によってな！