猫舌中年
ウッウッウッ…… どうしてこうなったんじゃ…。

猫舌中年
ワシらはただこのグランガイアを 征服しに来ただけなのに……。

猫舌中年
今のワシは、目の前にあるこの坑道のように お先真っ暗じゃわい……。

???
あ、見つけたよ!

大家さん
どこに行ったかと思えば、 こんなところにいて!

大家さん
さあ、今月の家賃、 今すぐ払ってもらうからね!

猫舌中年
大家さん、なぜここに!?

猫舌中年
……って、吉田くんが転送装置の扉を 閉め忘れておったのじゃったな。

猫舌中年
すまんが、 今はそれどころじゃないのじゃが…。

大家さん
それどころじゃないのは、 こっちも一緒だよ。毎月毎月滞納して!

大家さん
なに見てるんだよ、アンタ! 見世物じゃないんだよ、まったく。

大家さん
…………。

大家さん
………あら、アンタ、 よく見たら、いい顔してるじゃないか。

大家さん
アンタみたいな若者を見ていると、 アタシも久しぶりに若い頃を思い出すよ。

大家さん
アタシの若い頃はそりゃあモテたさ。

大家さん
言い寄ってくる男も 10や20じゃなかったね。

大家さん
思い出したらなんだか久しぶりに、 アタシの女が疼いてきたよ!

大家さん
何いきなり吐いてるのさ!!

猫舌中年
ゲオエロロロエオエオッッ……。

大家さん
アンタたち……

大家さん
アタシの乙女心を 踏みにじったこと、許さないよ!!

猫舌中年
ど、どうやら 怒らせてしまったようじゃ。

猫舌中年
まあ、あんなの見て 吐くなという方が無理なんじゃが……。

猫舌中年
仕方ない、今は非常事態じゃ。 この召喚師さんと力を合わせることにしよう