グッ……。

クッ……。

フンッ……！

グッ……。

ハァッハァッ……。

グリフさん！！

ムッ………。

邪魔が入ったようだな…。

だが先ほどまでの戦いは 久しぶりに我の心を滾らせた…。

もう一度我と戦う機会をやろう。

行ったか……。 だが見逃してくれたわけではないのだろうな

グリフさん、大丈夫ですか！？

君は……。

いや、貴様は何者だ？ なぜ俺の名を知っている！？

………！！

そ、それは………。

答えろ…！ 答えねば………。

アハハ、 ボクたち魔神の力を舐めちゃダメさ。

ここはイシュグリアだよ。

君たちのような珍しい侵入者は、 常に監視されているに決まってるじゃないか

……………。

やれやれ、 まったく君は世話が焼けるなあ。

おのれ、さらに新たな魔神か……！

そう身構える必要はないよ。 当面のところ、ボクたちは君の敵じゃない。

………何が狙いだ？

それを言って、 ボクたちに何か得があるのかな？

クッ………。

さて、それじゃあボクたちは失礼するよ。

あの魔神たち、 今のところは敵ではないようだが……。

それにしても、あの魔神……。 どこかで……。