アイリス
本当にこっちに私の仲間たちがいるの?

モーラ
はい。

モーラ
皆さん、地盤の崩落に巻き込まれ、 怪我をしていたので手当を致しました。

アイリス
そう…。

アイリス
そういえば、あなたはこのイシュグリアで、 情報収集の任務に就いていると言ったわね。

アイリス
良かったら、あなたが調べた情報を 私に頂けないかしら…?

モーラ
そうですね。 私が知っていることなら喜んで…。

モーラ
ですが、私が得た情報などは、

モーラ
あなた方が持っている情報と、 そう大差ないかと思われます。

アイリス
そう……残念ね。

アイリス
……………。

アイリス
クランツたちは私の捜索を切り上げて、 もう出発した頃ね…。

アイリス
ここらへんでいいでしょう。

モーラ
…………?

アイリス
そろそろ本性を現しなさい…!

モーラ
何をおっしゃられて……?

アイリス
悪いのだけど、私は神や女神といった存在を 一切信用していないの。

アイリス
ましてやあのルシアスに仕える者などはね!

モーラ
………………。

モーラ
あなた方の世界では、 ルシアスが信奉されていると聞いていたので

モーラ
あえてあの神の名を出したのですが……。 どうやらあなたには逆効果だったようですね

アイリス
クッ…!

モーラ
仕方がありません。

モーラ
私としては不本意なのですが、 力ずくでおとなしくなってもらいましょう。