ミセル
アンタだって、 薄々気づいてはいるんでしょ?
ミセル
自分が、恐れられて、 いいように使われていることに。
ティアラ
で、でも、私みたいな存在を 受け入れてくれるだけでも、
ミセル
もっとやりたいことやって、 パーッと生きなさいよ!
ミセル
そもそも、神族だ魔族だの 祭り上げられているから、
ミセル
なんで、私がアンタを 怖がらなきゃいけないのよ?
ミセル
恐れたり、敬ったりしなきゃいけない 決まりでもあるワケ?
ミセル
なら、私がアンタを恐れたり、 敬ったりする理由なんてないわ。
ティアラ
私と友達になってください……。 ミセル…さん……。
ミセル
その代わり、私のことは “ミセル”って呼んでね。
ミセル
友達に“さん”付けされるなんて、 私は嫌だからね。
ティアラ
一度引き受けたんだし、 さすがにそれは……。
ミセル
それじゃあ、メルキオを倒すまで、 延期ってことで、どう?
ミセル
メルキオをサクッと倒した後、 戻ってきて片付ければいいじゃない。
ミセル
それじゃ、これからよろしくね! ティアラ。