ティアラ
わ、わかりました。

ティアラ
な、なんとか…やってみます……。

ティアラ
ふぅ……。

ミセル
アンタが神の子ティアラね。

ミセル
それとも、魔族の子、の方がいいのかしら?

ティアラ
え!?

ティアラ
い、いきなり、 なんですか、あなたは?

ミセル
私? 私の名前はミセル。

ミセル
これからメルキオってヤツを 討伐しに行く途中なんだけど、

ミセル
聞いた限りだと私だけじゃ厳しそうなの。

ミセル
そこで、強い仲間を探してる時に アンタの噂を聞いてね。

ミセル
さあ、私と一緒に行きましょう。

ティアラ
え!?

ティアラ
い、いえ、私は……。

ティアラ
先ほど村の人から頼まれた用事が ありますので……。

ミセル
ええ、見てたわよ。

ミセル
でも、あれは“頼まれた”っていうより、 “利用されている”って感じよね。

ミセル
アンタに対して 感謝しているっていう風でもなかったし。

ミセル
あんな奴らの頼み事なんて、 どーでもいいじゃない。

ティアラ
そんな……。

ティアラ
どうでもいいだなんて……。

ミセル
いいからアンタは私と一緒に来なさい!