カル
だいぶ進んだが、魔神がいるという 狂闘の廃都までは、まだまだあるな。

カル
ま、ゆっくり行くか……。

カル
他にも召喚院から派遣されてるって、 グラデンス爺さんは言っていたけど、

カル
あの口調だと、 俺が知っているヤツなんだろうなあ……。

カル
でも、Shou-chanやセリアだったら、 ハッキリ言うだろうし……。

カル
パリスさん?

カル
いや、そもそもあの人は 召喚院の人間じゃないし……。

カル
……………。

カル
そうすると、 残りはアイツしかいなくなるワケだが……。

カル
うーん、アイツかぁー。

カル
…………。 まあでも、なんとかなるか。

カル
実力は確かだし、 状況判断もできるヤツだ。

カル
それに、 あれでいて仲間思いなところもあるしな。

カル
特にザガムルングの時なんか、 アイツがいなかったら……。

カル
まあ、あの口の悪さだけは、 何とかしてほしいけどな……。

カル
アイツとセリアの仲裁役を やらされた時は、

カル
ホントに 胃が痛くなるような思いだったし……。